前回の動画はご覧になって頂けましたでしょうか?
実際に試してみた先生は、体の歪みが雲をつかむような分かりにくい話でも机上の空論でもないということにお気付きになった はずです。
そして「体は歪んでいない説」を唱える一部の学者さんにはこう言いたいはずです。
「いやいや、どー見ても歪んでますやん!」と。
この様に、実際に目の前で起こっている異常をきちんと捉えて、歪みを「見える化」することで、その後の治療の指針が大きく変わってきます。
悪いところを見つける力 その1
施術をスタートする前に、ひとつの課題にぶつかります。
そこには「悪いところを見つけなさい。」と記されています。
仮に「痛いところが悪い」というのなら、治療家としてこんな
楽なことはありませんよね。
30分でも1時間でも痛い箇所を時間をかけて施術をすれば痛みも消失し痛みを繰り返さない体を作れるでしょう。
しかし現実はというと、時間をかけて痛い箇所を一生懸命施術したのに、2、3日すればもう元通り。
患者さんは前回と同じ痛みを抱えて来院されます。
ビジネス的な観点から見ると、短い頻度で頻繁に来院してくれるので売上は増えます。しかし同時に治療家としての患者さんからの信頼は回数を重ねる度に減っていきます。
一生保険診療を続けていくのならこのスタイルも悪くないのかも知れませんが、自費診療となるとさすがに致命傷です。
経営の話はさておき、
本題にはいります。
〝痛みや症状を悪いものと捉え、それを取り除くためにアプローチをする〟 それが現代の医学です。
例えば、有訴率No. 1の腰痛。
その腰痛に対して現代医学が出した答えが「85%が原因不明」という始末。おそらく、痛みというものに視点を置くからどんどん迷宮入りをしていったんでしょうね。
治療家の先生でも、その分野を追求していくのもありかも知れませんが、私たちより何倍も賢いお医者さんや学者さんでさえ分からないものが、私たちに分かるはずがありません。
「痛み」ではなく「歪み」へと視点を切り替えると打開策が
見えてくるのではないでしょうか。
次回へ続く。
さてさて、本日の動画です。
前回は全体的な大枠の部分を見てもらいましたが、今回は実際にひとつひとつの骨を把握し、実際にシールを貼っていきます。
上のURLをクリックして動画をご覧ください。 |
何事も繰り返し練習することは大切です。
しかし相手が新患さんの場合はもたもたしていると
「この先生慣れてないんかな?」と不安感を与えてしまうので、逆効果です。
何回も繰り返し練習し手慣れた感が出せるまでは、
慣れた患者さんでやっていきましょう。