これからの経済の動向が先行き不安から消費が冷え込むことが予想されています。
とはいえ、私たち治療家が生き残るためやることは「戦う」ことです。
戦うと言っても、できればお金をかけないで出来ることについてお伝えしようと思います。
伝えたいことは山ほどありますが、まずは全体像から。
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【順番を意識する】
僕は勤務時代に10店舗。独立してから4店舗の治療院の立ち上げを経験しました。
店舗によって立地やターゲット層などが違うのでそれぞれの戦略は違いましたが、共通した部分もありました。
それは「改善する順番を意識する」ということ。
躓いた時には特にそれを意識して改善を繰り返してきました。
やり方はたくさんありますが「考え方はシンプル」です☝️
では参ります!
【Step1】
バケツの大きさを知る
これは、自分のキャパを知るということ。自分が対処できる(集中して施術ができる)最大値や自分の時間給を設定するということですね。
【Step2】
バケツの穴をふさぐ
これはズバリ「リピート対策」です。
【Step3】
バケツに水を入れる
これは皆さんご存知の「集客」です。
【Step4】
バケツを水で満たす
これは「顧客管理」や「患者教育」ですね。
【Step5】
バケツを大きくする
つまり「売上の拡大」です。単価アップや施術時間の短縮です。
これから何回かに分けて1つ1つ解説していきますが、この順番で改善していけば着実に階段を上がっていけます。
この5つのことを1つ1つ丁寧に取り組んでいけば治療院を繁盛させることはそんなに難しくはないのですが、
多くの人が「新患さえ来てくれさえすれば繁盛するのに」と考えてしまいます。
確かに新規だけで繁盛することもあるかも知れません。
でもそんな治療院は裏を返せばリピートや定着率が低いということになります。
なので、常に広告をしていく必要があります。
新規が来ていてもザルのように抜けていったり、一時的に売上がアップする月もあるが すぐに元通りになるという先生は一度見直した方が良さそうですね。
一応言うときますけど、集客をしてはいけないというお話ではないですよ。
当たり前ですが、集客はしたほうがいいに決まっています。
ただ、無駄な労力やコストを使わずに済ませるためには、自分がどの段階で躓いていのるかを知りましょう!というお話。
ちなみにですが、どの段階で躓いているのかを知るには以下の数字を見れば明らかです。
・平均単価
・患者数(カルテ枚数)
・平均来院回数
これらが「 売上を構成する公式」なので、
平均単価 ✖️ 患者数(カルテ枚数)✖️ 平均来院回数 の答えが売上になります。
これらの数字が出せたらどこから改善していけばいいのかが分かってきます。
あと、改善するのに自分のリソースは限られていることを認識するのもかなり重要なポイントです。
だいたいは、時間・お金・意識 のこの3つです。(このどれかが自身の成長を妨害します)
さて、改善は1つ1つです。
そして課題によっては時間やお金が掛かってきます。
だからこそ効率良くすることと、適切かどうかを客観的に判断することが求められます。
まずは課題をリストアップしてみましょう!