成長ホルモンはとても大切なホルモンで、子供の頃には当然ですが、大人になってからも健康や若さを保つために必要なものです。
成長ホルモンをたくさん分泌させる方法についてのお話です(^^)
成長ホルモンは睡眠中に分泌されますので、睡眠の質が重要です。
睡眠の質の問題としては、ゴールデンタイムという言葉を聞いたことがあると思います。
夜10時から深夜の2時までの間の辺りでしっかり眠れていると一番体にとって良いとか、それが睡眠のゴールデンタイムで、ここで深い眠りを確保することが重要だという話がありますが、実はこれには科学的な根拠はありません。
もちろん、人によって朝型・昼型・夜型それぞれありますので、何時に眠ると1日のリズムが良くなるのかということはありますが、基本的に成長ホルモンの観点から考えると睡眠のゴールデンタイムというものはなくて、人間にとっての深い睡眠は寝始めの最初の3時間だとされています。
この最初の3時間をいかに上手に眠れるかで、成長ホルモンがしっかり分泌されるかどうかということが決まってきます。
そのためにできることが3つあります。
成長ホルモンの分泌を促進する3つのポイント
ポイントその1:血糖値を下げる
血糖値が高いと睡眠は深くなりません。
少なくとも寝る前に血糖値を大きく上げてしまうような食べ物は口にしないようにしてください。
そもそも、これは皆さんも体感としても理解できる話だと思いますが、寝る前に食べ物を食べるとやはり寝つきが悪くなります。
少なくとも寝る2時間から3時間前ぐらいまでには食事は終えるようにしてください。
夜の12時に寝るのであれば、最低でも夜の10時までには食事を終わらせておくようにしないと寝つきも悪くなり成長ホルモンは分泌されにくくなります。
ポイントその2:体温を上げる
布団に入ってから体温が上手に下がっていくことにより眠りが深くなります。これは上がっている体温が落ちていく過程で眠くなるということです。
ですから、 お風呂に入って体をしっかり温めておくことが重要です。
その時には、指の先や足の先などは少し布団から出るぐらいにしてください。
指の先や足の先は寝る前になると暖かくなると思いますが、これは体の内側の体温を下げるために毛細血管が開いて血液を一生懸命送り体の末端が暖かくなっているからです。
指の先や脚の先などが体の温まった体温を放熱する役割を担っているわけです。
お風呂に入ってゆっくりと体の深部体温も含めて温めて、この温まった体温が下がっていくタイミングに合わせて布団に入るのがベストです。
ポイントその3:メラトニン
サプリの利用に関しては持病があったり薬を使っている人はちゃんと事前にお医者さんに相談してもらいたいですが、メラトニンは安全性が確認されているサプリです。
1日に3 mg から5 mg ぐらいであれば、長期的な安全も保たれるという研究が結構多く出ていますのでなぜ認可されないのか不思議なぐらいです。
寝つきの良さに関しては、メラトニンの分泌量にかなり左右される面が大きいということが分かっています。
普通に生活していてもメラトニンは体内でつくられます。そのメラトニンが一定量を超えるとどんどん眠くなりますので、このメラトニンをちゃんと体内でつくることができている人は睡眠の質も高くなります。
サプリでなくても、日中に太陽の光を浴びたりしっかり運動することによって体内でつくることも出来ます。
この3つをしておくだけで成長ホルモンがしっかり分泌される体質になりますので、体も痩せやすくなりますし、当然睡眠の質も高くなり寝つきも良くなり翌日もしっかり行動することができるようになります。
大人も子供も睡眠の質を良くして成長ホルモンをドバドバ出していきましょう!
ではまた次回( `ー´)ノ