糖質制限ダイエットが流行したことで「糖質=太る」「ダイエットしたいなら糖質をなるべく摂らないべき」と考える方が増えました。
これは正しいのですが、なぜ糖質を摂りすぎると太るのかを知っていますか?
今回は、体の中でどのようにして脂肪がつくられるのかを解説していきたいと思います(^^)
脂肪が増える原因は血糖値の急上昇
脂肪がつくられるのは、食後の体内で起こる以下のメカニズムによるものです。
①糖質の摂取により血糖値が上昇
食事をすると、血管の中の糖質が増えます。
②血糖値を下げるためにインスリンが分泌
血管の中に糖か増えると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。
インスリンの役割は、血中の糖をエネルギー源として貯蓄することです。
③エネルギーとして消費しきれない糖をインスリンが脂肪に変え、体内に蓄積する
消費しきれなかった糖を脂肪に変えて体内に貯めこみます。内臓脂肪や皮下脂肪の完成です(‘Д’)
人類は誕生してからほんの数十年前まで飢餓と戦ってきた歴史があります。
日本も含めていくつかの先進国では飢餓は克服されましたが、体にはエネルギーを節約して貯蓄する仕組みが備わっているのです。
体は「いつかまた食べ物がなくなるかもしれない。飢えに備えて、エネルギーがあるうちに貯蓄しなければ!」とせっせと脂肪をため込もうとするのです(‘Д’)
脂肪がため込みやすく落ちにくいのは、人間の生存本能なんですね。
この仕組みを理解していれば、無理なダイエットがいかに無理かがわかると思います。
飢えて痩せるのではなく、バランスの良い食事をして、適正な体重に近づいていくというイメージですね(^^)
みなさまもお金を貯めるのは大好きだと思いますが、脂肪をため込むと病気になってお金を失うことになってしまいます。
そうならないために、一緒に健康な体をつくっていきましょう!
ではまた次回( `ー´)ノ