前回は全身の血管の99%を占める毛細血管と、その中を流れる血液の質を改善することが、冬場の辛い手足の冷えを改善することにつながっていくというお話でした。
今回は毛細血管を強くするための方法についてのお話です(^^)
毛細血管を丈夫にする方法として手軽なのが、食材の力を借りることです。
摂取したい栄養素はビタミンA、C、Eです。
ビタミンA、C、Eはどれも強い抗酸化作用を持つビタミンです。
それぞれが抗酸化作用を持つため、個々で食べても血管を強くする効果はありますが、ビタミンACE(エース)と呼ばれるように一緒に摂ることで相乗効果により抗酸化力を高めることができます。
ビタミンAは緑黄色野菜やレバー、ビタミンCは果物や野菜、ビタミンEはナッツ類や植物油などに多く含まれている栄養素です。
DHA・EPA
青魚に多く含まれるDHA、EPAは人の体内で作ることのできない必須脂肪酸です。
血液中の中性脂肪を減らし、動脈硬化や血栓を予防する作用もあります。
身体を構成する成分ですが、体内で作ることができないため、必ず青魚などの食べ物から摂取しなければなりません。
これらはサプリから効率よく摂るのがおススメですね。
プロテイン・EAA(必須アミノ酸)
アミノ酸から成るタンパク質は、筋肉だけではなく、血管や肌、髪の毛などをつくる成分でもあります。
タンパク質は生命の維持やエネルギー源としても必要な成分なため、健康な身体づくりに欠かせません。
血流を活性化する行動をする
〇20~30分程度の軽めのウォーキングをする。
〇寝る1、2時間前くらいに、ゆっくりぬるま湯に浸かる。
このあたりが効果的でしょうか。
血管や血液の細胞が生まれ変わるまでには、ある程度の期間がかかります。
血管の細胞は毎日少しずつ古い細胞から新しい細胞に入れ替わり、約2年9ヵ月かけてすべての細胞が生まれ変わると言われています。
それぞれの対策は特に難しくはないですが、実は継続することが最も難しいかもしれませんね。
目的意識を強く持って、諦めずに取り組みましょう!
ではまた次回( `ー´)ノ