今年もついに12月ですね。
忘年会の予定が複数入っているという方も少なくないのではないでしょうか。
飲みの席が多くなる年末年始は、その開放感からどうしてもアルコールの量が増えてしまいますよね。
「酒は百薬の長」と言われていますが、アルコール摂取量はどれくらいが適切なのでしょうか?
少量のお酒は健康に良い?
アルコールには気分をリラックスさせたり、不安感を軽減させたり、コミュニケーションを円滑にするなどの効果が期待できますが、それらはもちろん適量を守ってこそのこと。
厚生労働省は適度な飲酒量を「1日平均純アルコールで20g程度」と定義しています。
あくまで個人差がある前提での目安ですが、
ビール・発泡酒(アルコール度数5%)なら……………中びん1本(500mL缶1本)
チュウハイ(7%)なら…………………350mL缶1本
ワイン(12%)なら ……………………ワイングラス少なめ2杯(約200mL)
日本酒(15%)なら ……………………1合
焼酎(25%)なら ………………………0.5合
ウイスキー・ジンなど(40%)なら…ダブル1杯
普段の飲酒量と照らし合わせて目安より多く飲んでいる人は、これを機に適量を心がけましょう。
「飲み過ぎ」がまねくリスクを知っておこう
大量飲酒の習慣は、高血圧症や脂質異常症をはじめ、脳出血やくも膜下出血、心不全、肝炎・肝硬変、がんなど、血管などの循環器系を中心に、実に様々な病気の発症リスクを高めることが知られています。
リスクとは反対に、少量のアルコールが善玉コレステロールを増加させたり、血液を固まりにくくさせたりと、お酒の持つ良い側面は確かにありますので、上手なお付き合いで、お酒を“良薬”にしたいですね。
ではまた次回( `ー´)ノ