昔から、感情の荒ぶりを「顔を真っ赤にして怒る」「頭に血がのぼる」と表現しますが、実際に「怒り」の感情は私たちの体に影響を与えます。
また、怒りは溜め込まずに吐き出した方がいいとも言いますが、本当でしょうか?
今回は、人間の根本的感情である「怒り」の扱い方についてのお話です(^^)
怒りを感じると自律神経が乱れて、心拍数や血圧が上昇します。
血流の悪化を招いてしまうのです。
その結果、細胞が栄養不足になり、老廃物や疲労物質は排出されにくくなってしまいます。
怒りは吐き出した方がいいとも言われますが、データによると、怒ることで怒りは増幅するそうです(‘Д’)
たしかに、怒っているうちにどんどんヒートアップしていくということはよくありますよね。。。
自律神経が長時間乱れると発生するのが、体を酸化させる活性酸素です。毎日イライラしていると、どんどん体が錆びてしまうかもしれません。
「そんなと言ったって腹立つもん」
という人は、腹が立つことがあっても、まずは一呼吸置きましょう。
「アンガーマネジメント」という怒りの感情をコントロールする心理トレーニングによると、イラっとしてから言葉を次の言葉を発するまでに6秒程度あけるのがいいとのことです。
怒りのボルテージは、最初の6秒間で半分くらいまで下がるらしいです。
元アメリカ大統領のトーマス・ジェファーソンは「腹が立ったときには、口を開くまでに10まで数えよ。非常に腹が立ったときには100まで数えよ」という格言を残しています。
アメリカ人って怒りをストレートに表す人が多いイメージですが、そのぶん怒りを抑える技術は重宝されるのでしょうか(^^)
身体のためにも、短気は損気。怒ることなく、穏やかに過ごしたいですね。
ではまた次回( `ー´)ノ