便秘で悩んでいる人は多いと思いますが、その改善方法はいくつかあります。

便秘改善と言われると、食物繊維と腸内細菌の話だろうと考えるかもしれませんが、今回は違います。

今回は、腸内環境を改善したいというだけであれば、食物繊維と腸内細菌だけでも構いませんが、便秘を改善しようと思うのであれば、そこにプラスアルファで必要なものがあるというお話です(^^)

腸内細菌+食物繊維+〇〇

腸内細菌と、その腸内細菌のエサになる食物繊維を摂取すれば腸内環境は良くなると思います。

便秘でないのであればこれでオッケーですが、便秘で悩んでいる人は、これに加えてもうひとつ考えてください。

ここで重要になるのは 、「水分量 」です。

便秘を改善したいのであれば、水をしっかり摂る必要があります。

食物繊維で便秘が改善すると思ったけれど自分には効かなかったという人もいると思いますが、それは多くの場合は水分の問題です。

食物繊維が水と結合することによって、便が含む水分量が増えます。

便が重たくなることによって初めて腸が刺激されて、便が移動して排出されるわけです。

水分量が足りないと、便の重量とサイズが増加しにくくなり、腸の中でちゃんと動かなくなり、結果として便秘になってしまうわけです。

 

どのくらい水を飲めばいいの?

目安としては、体重1キロにつき約35 ml程度のが必要です。

体重50キロの人は1.7リットル(50×35=1,750)、70キロでは2.4リットル(70×35=2,450)必要ということになります。

多いと感じるかもしれませんが、食品にも水分が含まれているため、食事からも水分を摂ることができます。

食事から摂取する水分量は約1リットルと言われていますが、水分をたっぷり含んだご飯やサラダ、スープを良く食べる人は食事から摂取する水分量も多くなります。

1日に飲む水の量としては、

体重×35ml−1000(1リットル)=水を飲む量の目安

という感じですね(^^)

女性が便秘に悩む人が多いのも、男性に比べて比較的水分の摂取量が少ないことが原因かもしれません。

「食物繊維」と「水分」は切っても切り離せない関係です。

腸内細菌と食物繊維、そして「水」。この3つを摂取することにより、便秘やお腹の不快感を改善していきましょう!

ではまた次回( `ー´)ノ