少し前になりますが、食べログで3年連続1位だった近所のラーメン屋さんが閉店しました。

味も悪くなかったし、ロードサイトの好立地で駐車場も広くて、、

これからの時代、生き残りが厳しいことを実感しました。

閉店した本当の理由は分かりませんが、お客さんがリピートしてくれて大きな収益を上げれていたらそうはならなかったハズです。

まぁ飲食は原価率が高いので生き残るのも一苦労だと思いますが、こと治療院に関しては在庫も抱えなくていいので繁盛院になるにはそんなに難しくはないと思います。

考え方はシンプルで、

これを繰り返していけば確実に顧客は増えていきます。

有名店でさえ潰れる時代、たとえ系列院が100店舗あろうが「個」の力が重要になってきます。

これからの時代は認知度よりも信頼度があるところにお金が集まります。

野菜でも◯◯さんが作ったトマトの方が売れています。

しかも通常より高い価格で。

店舗の売上を上げていく基本構造は購入してくれたお客さんに何度もお店に来てもらうことです。

そしてこれが最も利益を生みます。

そして、そこで得た利益をお店のブランディングに投資します。

 

ブランディングの話はおいおいやりますが、

間違っても「新規の集客に力を注いだら安定した利益が出せる」などと幻想は抱かないでください。

もちろん、新規も既存もどちらも来てもらった方が良いのですが、

大切な考え方は新規と既存で同じ利益を上げるにはどちらの方がコストがかかるかを知ることです。

コストがかからないのは当然既存の患者さんですし利益をもたらすのも既存の患者さんです。

つまり、既存の患者さんとの関係を構築していけなければ安定はないということです。

 

では何をしていけば良いのか?

それが分かれば、既存の患者さんとの関係を構築していける仕組みが出来上がります。

では当院で行なっている具体例を紹介していきましょう。

ザイオンス効果

「言葉ぐらいは聞いたことあるよという先生が多いのではないでしょうか?

人は一緒にいる時間よりも接触回数の多さで警戒心が薄れて好意を抱く生き物です。そしてそれは対人だけでなく音楽、記事、テレビCMなど様々なものに当てはまります。

治療院での滞在時間はたかが30-40分程度。接触回数を増やすためにニュースレターやLINE@を定期的に送っています。

ニュースレターは月1で発行をしていて、既存患者さんへの手渡しと休眠患者さんへ郵送していますが(カルテ枚数も2,000枚を越えてきたので)さすがに予算的に全員には送れないので選んで送っています。

LINE@は無料なので月に何度も送ります。

これもただ送れば良いわけではなく内容が大事(セミナーをするのでお楽しみに)ですが、接触回数を増やし早く心を開いてもらって こちらの提案を聞いてもらいやすくします。

 

患者教育

LINE@でもある程度患者教育はできますが、当院は定期的に患者向けの勉強会(健康教室)を開いています。(新規集客にも繋がる)

そして勉強会の模様をYouTubeにアップしLINE@で共有します。

文章よりも写真、写真よりも映像の方が何百倍もの情報を届けることができるからです。

まだまだありますが今日はここまで。

 

ではまた!