上手くいかない時、多くの人は

「何をすれば上手くいくのか?」と考えます。

「何かいい策はないか?」とメルマガに登録してみたり、セミナーに参加してみたり、商材を買ってみたり。

しかしどうでしょう?

なかなか思うような結果が出ていないのではないでしょうか?

問題解決をする時、誰もが自分自身に問い掛けるわけですが、

「何をすれば・・」という質問をしていると解決策が出にくくなります。

これは知っておいてください。

 

ではどうすればいいか?

上手くいかない時には「どうして上手くいかないのか?」と自分に質問すると、解決策は出やすくなります。

ちなみに僕の院では問題を解決する時に「ブレーンストーミング」という方法を使っています。

日本一のマーケッターと呼ばれる神田昌典さんのセミナーを受けた時にいただいたフォーマットがあるのですが、それを元に「上手くいかない理由」をテーマにスタッフみんなで出し合います。

まぁ出し合うというより、その場のノリは

「古今東西、ウチの院のダメなところ!」

パン!パン!「 〇〇!」みたいな感じが近いかも知れません。

もっとも、これをするには環境づくりが大切です。

僕の院は施術者は僕1人、受付さんと事務員さんが1人ずついます。

ウチに来たことがある先生は知っていると思いますが、2人とも僕に対して完全にタメ口で喋ってきます。(年上のお姉様方なので)

僕が何を言っても怒らないフニャ◯ン野郎なのを良いことに、平気で

「おもんない」

「オヤジ臭い」

「話が長い」

「人の話を聞かない」

などの意見がズバズバ言ってきます。

 

さて本題に戻りますが、

この時に「何をすれば・・」という質問だと、売り手本位の意見しか出ないことが多いです。

「どうして・・」と質問をした時には、患者さんが本当に感じていることに近い意見が出始めます。

その意見こそが売り上げを伸ばすために最も近い解決策になります。 

 

ブレーンストーミングで問題が明らかになれば、上手くいかない原因の8割は解決されたようなものです。

あとはその問題をひとつひとつ潰していくだけ。

そして実際に改善をしてみて売上が上がるのかを検証していけばいいのです。

仮にそれでも売上が上がらなければ、再びブレーンストーミングをして問題点を明らかにして問題に対処をしていく。

この繰り返しが売上アップの特効薬です。 

 

ここで注意すべきポイントがいくつかあります。

まず1つ目は続けること。

これは今回に限らず言えることですが、

上手くいかない先生の特徴は

「やらない」

「やり続けない」

「やり方をコロコロか変える」

の3点です。

要は、今やっていることに自信が持てないんだと思います。

上手くいっていない段階で自信を持つのは難しいことですが「根拠はないけど、上手くいくんじゃね?」という気持ちがとても大切です。

 

2つ目。

問題点を明らかにするときに商品や技術、価格だけを取り上げてはいけません。

なぜなら「商品や技術が悪いから売れない」「高いから売れない」という短絡的な結論しか出ないからです。

これをすると、工夫やアイデアに対して怠慢になり上手くいかない原因の真実にいつまでもたどり着くことができないからです。 

 

そして3つ目。

先ほども言いましたが、風通しの良い環境を作ることです。

ワントップ経営者にありがちですが、

眉間にしわを寄せて

と、こんな状況下では良いアイデアも出ませんし、当たり障りのない優等生の意見しか出てきません。

フニャ◯ン野郎になれとは言いませんが、

社長の器以上の会社になることは絶対にないので、アホになることも重要なミッションです👍

 

 

誰がフニャ◯ン野郎やねん。

ではまた!