今回は既存患者さんの「囲い込み戦略」についてお話をしていきます。
マーケティングの要素が少し濃い内容になりますが、
大手でない私たちにとって患者さんを少ない費用で集められる大切なテーマです。
では早速、本題に・・という前に
あなたは患者さんを獲得するのにどれぐらいの費用を使っていますか?
もし、「そんな数字出したことがない。」という先生はちょっとまずいかも知れないので、「新規獲得単価 計算方法」とググってみてください。
まずは現状を知ることから始めてください。
さて、現状を確認したら次に「囲い込み戦略」を実践していくわけですが、
チェックするのは以下の項目です。
新規獲得コスト
顧客維持コスト
の2つです。
新規獲得コストとは?
新規のお客様を1人獲得するのにかかるコストのことです。
顧客維持コストとは?
1人の顧客を維持するために必要な費用のことです。
一般に知られた数字として「新規顧客の獲得にかかるコストは既存顧客を維持するコストの5倍かかる」といわれています。
新規は5倍コストがかかる
ここをどう捉えるかでお店の戦略が変わってきます。
新規集客は獲得コストが高いにもかかわらず利益率が低い。
つまり、施術時間も費用も掛かるけど大した利益にはならないので経営は安定しないということです。
だからこそ、新規集客以上に〝既存顧客の維持〟がお店の利益を出す上でとても重要になってきます。
ここまでがとても重要な視点です。
では、具体的に何をどうやっていけばいいのでしょうか?
ここでポイントになるのが今回のテーマの「囲い込み戦略」です。
もう既にやっている人もいるかと思いますが、
・ニュースレター
・LINE@
・定期的にハガキを送る
・会員制度
・ポイント制度
・継続課金
などが、囲い込み戦略です。
家電量販店で考えてみると分かりやすいと思います。
ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などが顧客を維持するためにしのぎを削っています。
最近はスマホのアプリでポイントを登録しやすくしています。
顧客維持をするためにスマホと絡めるのは今は必須だといえます。
SNSを活用したり顧客とつながるコンテンツを発信したり。
大手企業でさえ業界で生き残るために顧客維持にコストをかけているのです。
だから、新規の集客ばかりに費用を捻出するのではなく、既存顧客の維持にもコストを掛ける必要があるということです。
あなたの治療院では既存の顧客維持のために何をしていますか?
お客様は一度きたらその後も自動的に来てくれる訳ではなく、いつ他の治療院に行ってしまうか分かりません。
集客の視点は新規だけではなく既存の顧客に対しても大切に取り組みましょう!
2020年はウェビナー(オンラインセミナー)を定期的に開催していこうと考えています。
楽しみにしていてください✨