前回は「ヘルニアとはなんぞや?」というお話でした。

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さて、今回は「ヘルニアが起こるプロセス」をお話していくわけですが、

大前提として、ひとつ知っておいて欲しいことがあります。

それは、

「病気や症状は別々に存在している訳ではない」ということ。

どういうことかと言うと、

長年体を酷使してきた人は様々な症状や痛みに悩まされます。

病院に行くと、それら一つ一つの症状に「病名」が付けられ、それぞれの症状に対して何らかの処方(リハビリや薬など)がなされるわけです。

病気や症状が下の図のように別々に点在しているのなら、ひとつひとつ消していけば誰もが元気になっていくはずなのですが、

実際はどうかと言うと、

その症状の多くは同じラインの上に存在します。

体の歪みが1つのバロメーターになるのですが、

例えば 体の歪みがキツくなるにつれて、違和感が突っ張りや強張りに変わり、放っておくと痛みに変わり、さらに放っておくとシビれたり感覚が麻痺したりしてきます。

最終的に関節が動きにくくなり寝たきりになってしまうわけです。

なので、

鈍い痛みがある人にはこの治療

鋭い痛みがある人にはこの治療

シビレがあるの人にはこの治療

足がつる人には・・冷え性の人には・・と、その場しのぎ的な治療を選択していてはダメだということ。

その時だけマシになるだけでいつまでたっても良くならないのは、こういった理由があるわけです。

 

本題に戻しますが、

ヘルニアもこれと同じで、ヘルニアの元凶がどっかから飛んでやってくるわけでも、ヘルニア菌に感染するわけでもありません。

体が発しているSOSを「その場しのぎの治療」で痛みだけを止めてしまうから、筋肉を通り越して骨にまでダメージがいってしまうというわけです。

 

今すべきこと

「今すべきこと」ということですが、ヘルニアはある意味、結果的に起こってしまった現象に過ぎないので、

ヘルニアがあろうがなかろうが、今すべきことは今現在「自覚症状が有るか無いか」によって変わってきます。

腰に痛みがあったりシビレ(坐骨神経痛)が出ている人は、自分で何とかしようとせずに施術を受けることをお勧めします。

エアコンが壊れても車が故障しても自分で直そうとは思いませんよね?

体も同じです。

 

そして「今は痛くないけど痛みが出るのは嫌だなぁ」という人は以下の体操をしてみてください。

コチラは骨盤をキレイに整えるための体操ですが、腰痛予防にもかなり役立つ体操です。

毎日続けると腰痛の出ない体とキレイなウエストラインが手に入ります。

継続は力なりです^_^

 

PS.

やり方がいまいちわからないという方は気軽にメッセージをくださいね。