今回は

「次のヒット商品を作る!」

というお話。

ん? 次のヒット商品?

まさか、技術セミナーの営業か?

そう思ったあなた。まぁまずは落ち着いて。

次のヒット商品といっても、今あなたが行なっている治療とは別の治療法を導入しよう!という話ではございません。

もちろん今の治療法(または完成度)が充分ではないことは(僕も含めて)先生自身が一番よく分かっていると思います。

技術力の向上は我々治療家にとって永遠の課題です。

しかし技術が上がれば上がるほど「患者さんのお悩みが早く解消する」ので、未熟だった頃よりは短い期間で患者さんが来なくなることが予想されます。

まぁそれはそれで治療家冥利に尽きるのですが、ビジネス的な観点から見るとちょっと寂しい気もします。

そんな時こそ、この「次のヒット商品」が役に立つわけです。

 

ヒット商品を作るプロセスはいくつかありますが、繁盛し続けていくためには患者さんを深く理解することです。

当たり前のことなんですが意外とやっていないところが多いです。

我々治療家は「自分の商品は素晴らしい!」と心底思っている(むしろそうでないといけない)ので、自分が受けてほしいサービスを提供します。

たとえそれが本当に患者さんにとって必要なものでも、額面通りに受け取ってくれなかったらどうでしょう?

はたして患者さんはリピートしてくれるでしょうか?

大切なことは「深く理解すること」です。

深く理解する?

いいえ、超能力も下手な小細工もいりません。

重要なのは「患者さんから徹底的にヒアリングする」ことです。

 

ヒアリングから患者さんが欲しがるものを想像するわけですが、

例えば

他に困っていることはないのか?

痛みが取れた患者さんが次に求めているものは?

その人にとっての理想の状態は?

といったところでしょうか?

 

患者さんは痛みがなくなれば治療院へ行く必要がなくなると考えてしまいがちです。

でも、どうでしょう?

もしかしたら経験がある先生もいるかも知れませんが、

願いが叶うと次の願望が出てきて、そしてそのまた次、次、次と無限に続いていきます。

なので、痛みが取れた患者さんが持つ次の願望を叶える次の商品を提案していきます。

「痛みが取れたという事実が信頼を作る」ので、患者さんから次の願望を引き出しやすくなります。

それがダイエットだったり疲れにくい体だったり運動のパフォーマンスのアップだったり。

あとはどれが売れるか小さくテストを繰り返します。

①患者さんを見極める

②患者さんが欲しいものをオファーする。

③今すぐ買う理由を作ってあげる。

細かく書くともっとありますが

ざっくり書くとこの3つに集約されます。

そしてこれを繰り返し続けていくことです。

大切なのでもう1度言います。

やり続けることです。

 

患者さんが欲しくなるものを先に考えてみると新たなヒット商品が見えてきます。

それが新たなマーケットを作ります。

もちろん集客の問題を解決する糸口にもなります。

次のマーケットを作るのはあなたです。

ではまた!