ホメオスタシス(homeostasis)とは、「同一の状態」を意味するギリシア語が語源。
医学用語で恒常性維持機能(こうじょうせいいじきのう)と言います。
外部の環境にかかわらず、一定の状態を保とうとする調節機能です。
- 気温にかかわらず、体温を36度程度に保つ。
- 身体のなかに細菌などの異物がない状態を保つ。
- 軽いけがをしたりかぜをひいたりしても、時間が経てば健康な状態に戻る。
- 塩分濃度や血糖値など、体液の組成を一定に保つ。
- 体内の水分量を一定に保つ。
これらはほんの一例ですが、つまり、体を「いつもどおり」に保つ力なんですね(^^)
体の歪みはホメオスタシスに影響を与えるか
筋肉や神経系の緊張による体の歪みもホメオスタシスの乱れだと言えると思います。
本来なら左右対称に近いはずの骨格がいびつに歪んでしまうということは、明らかに正常ではないですね。
つまり「いつもどおり」に保つ力が弱まっている状態で、ホメオスタシスが乱れ、痛みや炎症やその他様々な不調を引き起こします。
体の歪みをなおすことで
〇痛みがとれる
〇炎症が治まる
〇よく眠れる
〇お腹の調子が良くなる
〇手足が温かくなる
これらの変化が出るのは、体の歪みがホメオスタシスに影響を与えている証拠だと言えます。
当然、体の歪みが原因というよりも、互いに影響を与え合っている関係ですので、
体が歪む→寝つきが悪くなる
夜更かしをして寝不足→体の歪みがきつくなる
両方考えられます。
その他のホメオスタシス機能に関しても同じことが言えると思いますし、どれか1つを改善するというよりも、バランスが大切なのでしょう(^^)
健康に生きていくためには、
食事も大事。睡眠も大事。体の歪みも大事。適度な運動も大事。
どれかを頑張って、どれかを疎かにするのではダメなんですね(/ω\)
この機会に、自分の生活のバランスを見直してみるのも良いかもしれませんね。
ではまた次回( `ー´)ノ