梅雨から夏にかけては、気圧の変化や気温の変化により自律神経の乱れが起こりやすい季節です。

自律神経がバランスを崩すと、疲労感やだるさ・頭痛・肩凝り・便秘・生理痛といった不快な症状を引き起こします。

今回は、梅雨の時期の自律神経のトラブルに関するお話です。

背骨のゆがみが自立神経の働きを妨げる

背骨は胸椎、腰椎などの椎骨(ついこつ)という小さな骨のブロックの積み重なりで、体の支柱であると同時に、脊髄を保護する役割もあります。

脳の延髄から神経の束である脊髄が伸びていて、自律神経を通じて内蔵や筋肉に直結しています。

つまり、ひとつひとつの椎骨が内臓や神経と繋がっているのです。

たとえば、「頸椎2番」のゆがみは目の神経に影響を及ぼし、目の症状を起こす原因になります。

「仙椎2番」は生殖器に関係し、ゆがんでいると生理時の血流が阻害されて生理痛が起こる、というように不調を引き起こします。

ゆがみが生じた場所の骨に関係する内臓や神経が影響を受けて、さまざまな症状が起こるのです。

ですので、これらの骨のゆがみを整えると、体は自然と健康に導かれていくということになります。

どんなに気を付けていても、日常生活で体はゆがんでしまうものです。
それを普段からのメンテナンスで整えなが元気な体を保っていくわけですが、この時期は歪みが大きくなりやすいことを念頭に、手厚くメンテナンスしてあげてください!

ではまた次回( `ー´)ノ