某人気マンガで〇〇の呼吸というのが流行っていましたが、「腹式呼吸」という言葉は昔からよく耳にしますよね。
実は、言葉だけが一人歩きしてしまって、腹式呼吸というのは「お腹を膨らませる呼吸」と思っている人が多いですが、これは大間違いなのです(‘Д’)
今回は、間違った腹式呼吸をしていると、呼吸の能力が低下してしまうというお話しです。
呼吸には大きく分けて「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2通りがあります。
なんとなく「腹式呼吸の方が良い」というイメージを持っている方が多いような気がしますが、「胸式」も「腹式」もどちらが良いというわけではありません。
人間にとっては両方必要な呼吸法です。
ここで問題になってくるのが、腹式呼吸をしようとして、間違った腹式呼吸になっている人が多いということです(‘Д’)
1番多いのは、「胸を動かさないようにして、お腹だけを動かして息を吸う」ことにチャレンジしているパターン。
これはかなり無理があります。
本来は肺が膨らむ時にそうなるだけであり、お腹を動かすことが目的ではないはずです。
自然な呼吸をしよう
本来の意味での腹式呼吸なら良いのですが、間違ったやり方をしているとむしろ邪魔になることがあります。
ですので、自然な呼吸をしようと思ったら、
息を吸う
↓
胸や背中(胸郭)が先に膨らむ
↓
お腹が膨らむ
この順番になるように意識しましょう。
胸を動かさないチャレンジをしている人は、本来の呼吸器の能力の半分くらいしか使えていなかったのかもしれませんよ(‘Д’)
ではまた次回( `ー´)ノ