みなさんは、コオロギを食べましょうというニュースを見たことはありますか?

最近話題になっているのですが、「昆虫食=健康に良い」という感じで盛んに報道されています。

コオロギと聞いて抵抗感を持つ人も多いかと思いますが、好き嫌いは一旦置いておいて、栄養としてはどうかを考えてみましょう。

今回は、コオロギって体に良いの?というお話です。

世界の人口は増え続け、2050年には100億人に迫ると言われています。

そこで問題となるのが、食糧問題。動物性タンパク質の不足です。

タンパク質不足の解決策として注目されている昆虫食ですが、世間の反応は様々ですね(‘_’)

一部の人を除いて、正直、積極的には食べたくないなぁという人が多いのではないかと思うのですが、どうやら栄養は豊富らしいです。

鶏肉と比較したデータを見てみましょう。

 

①タンパク質(100g中)

コオロギ:70g

鶏:19.5g

 

②カルシウム(100g中)

コオロギ:75.5mg

鶏:14mg

③鉄分(100g中)

コオロギ:9.5mg

鶏:0.9mg

 

コオロギの栄養価が高いことが分かりますね。

ん?

まてよ、、、

100g?

コオロギ100gって、かなり多くないか(‘Д’)

タンパク質で考えると、1日の理想的な摂取量は体重×1.5g~2g。

食べられる量を考えたら、鶏肉のほうが現実的じゃね?

コオロギは、あくまで補助的なもの程度に考えた方が良いかと思います。

コオロギの餌として大量の大豆やトウモロコシが必要だということを考えると、タンパク質を摂りたいなら、人間が大豆を食べたら良いのでは?

あと、プリン体の含有量があん肝の10倍ということなので、尿酸値の高い人は要注意ですね。

以上のことから考えると、「?」がたくさんあるコオロギ食です(‘_’)

まぁ、強制されることはないと思いますので、食べたい人は食べれば良いのではないでしょうか(笑)

ではまた次回( `ー´)ノ