骨を丈夫にするためには、どんな栄養素が必要でしょうか?

まず思い浮かぶのは「カルシウム」だと思います。

わたしは牛乳を飲んでいるから大丈夫!

病院でカルシウムのお薬をもらっているから大丈夫!

そう思っているあなた!

足りていないのは本当にカルシウムですか?

今回は、骨を丈夫にするポイントは、実はカルシウムじゃなかった?というお話です。

まず、語弊の無いように言っておきますが、骨を丈夫にするためにカルシウムは必要です。

ですが、現代人はカルシウム不足の人はほとんどいないのです(‘Д’)

普通の食事で十分に摂取できます。

じゃあなんで骨が弱くなるの?

カルシウムは単体では吸収されにくいので、それを助ける栄養素が必要なのです。

実は、不足しているのはそっちではないのか!

ということです。

 

①ビタミンD

ビタミンDは、腸からのカルシウム吸収を促進し、血液に入ったカルシウムを骨まで運ぶ働きがあります。

血液の中にカルシウムがたくさんあっても、骨に吸収されなかったら骨は強くならないですね!

 

②ビタミンK

ビタミンKは、骨に存在するタンパク質を活性化して、骨の破壊を防ぎます。

丈夫な骨をキープするイメージでしょうか。

 

③マグネシウム

マグネシウムは骨の中に入るカルシウム量を調節する役割ですので、不足するとカルシウムが骨の形成に役立たなくなります。

現代人に足りてないのはカルシウムよりもマグネシウムではないかと思います。

 

④タンパク質

骨はカルシウムとコラーゲンでできています。

コラーゲンとはタンパク質のことです。

家に例えると、カルシウムが屋根や壁、コラーゲンが柱です。どちらも大切ですね(^^)

 

骨を強くしたいと思ったら、カルシウム1点張りではなくて、むしろ「他の足りてないもの」を補っていく方が効果があるかもしれません。

もちろんカルシウムは重要ですし、個人差もあります。気になる人はご相談いただければ、それぞれの状態に合わせたアドバイスができるかと思います。

ではまた次回( `ー´)ノ