リーキーガット症候群とは、腸に傷がついて穴が開き、そこから有害な物質が体内に侵入し、アレルギーなどの疾患を引き起こす状態のことをいいます。

最近増えているようです。

便秘気味だったり、すぐにお腹の調子を崩すタイプの人はリーキーガット症候群のサインなのかもしれません!

結論から言うと、腸粘膜に炎症を起こしリーキーガット症候群の原因となる食べ物を控えて、腸粘膜からアレルゲンが体内に侵入し、アレルギー反応を起こすことを防ごうということです。

ということで、小麦に含まれるグルテンや乳製品に含まれるカゼインはリーキーガットの原因となるので控えましょう。

花粉症の原因の1つは、腸内フローラの乱れだとも言われています。

砂糖は腸内の悪生菌(主にカンジダ菌)を増殖させてしまうので、これも控えるといいですね。

 

リーキーガット症候群を改善するためには

リーキーガット症候群の人は、腸粘膜が炎症を起こして細胞同士のくっつき(タイトジャンクション)がゆるくなってしまっている状態です。

この腸粘膜の炎症を改善し、修復してくれる栄養素を積極的に摂ることをおすすめします。

 

ビタミンA

鶏レバー、豚レバー、うなぎ、あなご、紫蘇、モロヘイヤ、にんじん、パセリ、バジル、あゆ、卵、ほうれん草、 春菊、ヨモギなどに多く含まれます。

ビタミンD

ビタミンDを多く含む食品は、サケ、イワシ、シイタケなどです。

ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、脂質を含む動物性食品から摂取すると吸収されやすいです。

ケルセチン

ケルセチンはポリフェノールの1種であり、主に野菜などに多く含まれている成分です。活性酸素を取り除く働きがあります。

ケルセチンに関しては、どうしても食材から充分な量を摂ることは難しいので、サプリメントから摂ることが効率的です。

グルタミン

グルタミンは、タンパク質を構成する非必須アミノ酸の一種で、お肉、魚類、豆類や海藻類に多く含まれます。

それに加え、腸内の善玉菌を増やす食物繊維や発酵食品で腸内環境を整える意識を持って食事をすると、花粉症の症状改善に役立ちます

これらをバランスよく摂取するだけでも、アレルギー症状が緩和する人もいます。

自身がリーキーガット症候群では?と心当たりのある方はご相談ください。

ではまた次回( `ー´)ノ