マヨネーズはどこの家庭でも冷蔵庫に必ず入っている調味料です。
日本人はマヨネーズ大好きですよね。
どれだけ好きかというと、平成30年の全国のマヨネーズの消費量は41万トンで1人あたりなんと約3.5kgというとんでもない消費量の調味料です(‘Д’)
気になるのがそのカロリー。
マヨネーズは比較的カロリーが高い調味料でもあります。
そのため、カロリーがカットされたマヨネーズを各社が販売しています。
これで安心してマヨネーズを食べられる!と安心したあなた、実は、そんなことないのです(‘Д’)
今回は、実はカロリーハーフのマヨネーズの方が体に悪い!?というお話です(^^)
正確にはマヨネーズではない?
マヨネーズは大さじ1杯で100kcalあり、高エネルギーです。
カロリーハーフの商品は1杯50kcalです。なぜでしょうか?
実は、カロリーハーフのマヨネーズは「サラダクリーミードレッシング」という名称です。正確には「マヨネーズではない」ということです。
マヨネーズの定義は、日本農林規格(JAS)に決められていますが、カロリーハーフのマヨネーズには
〇増粘多糖類
〇たんぱく質加水分解物
〇砂糖
が含まれています。
これらは本来、普通のマヨネーズには使用できないものです。
増粘多糖類
増粘多糖類とは、粘り気を出したり、ゲル状にするために使用される食品添加物です。
海藻などから抽出されたもので、「増粘多糖類」と表記します。
例えば、
「トラガントガム」「ファーセレラン」「カラギーナン」などが増粘多糖類です。
たんぱく質加水分解とは
食品添加物ではなく、食品に分類されています。肉・魚・大豆や小麦たんぱく質を加工するときに残ったたんぱく質を分解すると、アミノ酸になります。
アミノ酸は商品に「うまみ」をつけたり、調味の目的で使われます。
そのときに不純物も作られてしまいますが、日本では基準を設定し、クリアできているはずなのでそこまで心配することはないと思います。
砂糖
マヨネーズには本来砂糖は使いません。
しかし、カロリーハーフのマヨネーズには、カロリーをハーフにする代わりに砂糖が使われているのです。
全体のカロリーが減っても、血糖値を上げる砂糖が入っていては本末転倒です(‘Д’)
脂質が少ない代わりに糖質が多くなっているのでは、むしろ普通のマヨネーズの方が健康的だと言えます。
まぁ、どちらにせよマヨネーズ食べすぎは体に良くないんですけどね(‘_’)
ではまた次回( `ー´)ノ