第三のミネラル、マグネシウムの役割

熱中症対策と言えば、こまめな水分補給や暑いところでの運動を避けることなどが思い浮かびます。

効率よく水分補給をするためのナトリウムやカリウムなどのミネラル類の摂取が推奨されていますが、今回はそれらに次ぐ第三のミネラル「マグネシウム」についてお話していきたいと思います(^^)

マグネシウムは体内の多くの酵素反応に必要なミネラルであり、筋肉の収縮や神経伝達、エネルギー代謝などに関与しています。熱中症対策として期待できる効果は以下の通りです。

1. 筋肉の機能維持
マグネシウムは筋肉の収縮と弛緩を調節するため、痙攣の予防に役立ちます。

熱中症による筋肉のトラブルを軽減することが期待できます。

2.骨の弾性維持
骨はカルシウムだけでなく、マグネシウムやリンなどによって構成されています。しなやかで強い骨を維持するためにはマグネシウムは不可欠だと言えます。

3.電解質バランスの維持
汗をかくことで失われるナトリウムやカリウムとともに、マグネシウムも重要な電解質の一つです。マグネシウム摂取は体内の電解質バランスを保ち、脱水症状を予防します。

マグネシウムの効率的な摂取方法

食事から
マグネシウムはナッツ類(アーモンド、ナッツ)、緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー)、全粒穀物(オートミール、玄米)に多く含まれています。

これらの食品を積極的に摂取しましょう。

サプリメントから
マグネシウムサプリメントを利用することで、必要量を効率的に摂取することができます。特に、マグネシウムグリシネートやマグネシウムシトレートなどの形態は吸収率が良いとされています。

熱中症対策には、クエン酸とマグネシウムの摂取が非常に有効です。
クエン酸はエネルギー代謝を助け、疲労回復に貢献し、マグネシウムは筋肉の機能を維持し、電解質バランスを整える働きがあります。
これらの成分を日常的に摂取することで、暑い夏を健康に過ごすための準備が整います。
バランスの取れた食事と適切なサプリメントの利用で、効果的な熱中症予防を心掛けましょう。

ではまた次回( `ー´)ノ