施術後の反応は、良くなるか悪くなるかの二通りしかない!!
前回はそんなお話でしたが、
施術をした後に悪くなっちゃった時、先生ならどうしますか?
ヤバイですよね?
冷や汗もんですよね?
「悪くなったと気付いたら、もう一回やり直したらいいやん。」
まぁ、そうなりますよね。
確かに僕も今はそう思うんですけど、今のような歪みを見る評価法を知るまでは、悪くなってることに気が付かないことの方が多かったんです。
僕の経験上、
仮に悪くなったとしても、意外にその時は「先生、楽になったわぁ。」って言ってくれることが多いんですね。
これは嘘でもお世辞でもなく、実際にその場ではマシになって いるんでしょう。
でも、お家に帰ってから痛みがぶり返してくる。
また施術をすると楽になって、家に帰るとまたぶり返してくる。
そんなことを数回繰り返すと
「あそこ行ってもその時だけやもん。」
というレッテルを貼られてしまいます。
そんなことはつゆ知らず、
僕たちは、院の中で患者さんが楽になって喜んでいる姿しか見ていないので、そのまま来なくなった患者さんは「治ったから来ないんや♪」とそう思います。
そして、患者さんから見限られているとも露知らず、
「忘れられてるだけに違いない!」と、どこかのコンサルさんの言葉を鵜呑みに、せっせと毎月ニュースレターを送り続けて電話でブチ切れられる。
しかもそれが「楽になりました♪」って喜んで帰っていった患者さんですよ(怒)ってこれ僕の話です。
患者さんの主観である「痛み」を指標に施術を終えると、
こういう事が往々にあります。
これを防ぐために僕たちは「骨指標」をベースに評価をします。
仮にその時の施術で患者さんが「楽になったわぁ」と言ったとしても、まだ曲がっていたらもう一回やり直し。
反対に「まだ痛みが残る」と言われたとしても、真っ直ぐになっていれば、その後改善していくことは経験上分かっているので 自信を持ってお見送りできます。
何度かに分けて「腰椎・骨盤の見方」をお伝えしていきましたが、まだまだ他の部位もございます。
それを本日はお伝えしようと思います。
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