みなさんは「加齢」と「老化」をイコールで考えてはいませんか? 

実は、この二つは別々のものなのです。

「加齢」は生まれてからどれだけの時間が経ったかを示すものです。同じ年に生まれた二人は40年後、二人共40歳になっています。

一方、「老化」とは、体の機能が衰えていくことです。

「加齢に伴って老化するのだから、加齢も老化も結果は同じ」だと思いますか?

同窓会で久しぶりに会う同級生を見て、「老けたな」と思う人もいれば、「若々しいな」と感じる人もいます。

つまり、加齢は平等ですが、老化には個人差があるのです。

【老化の原因は「酸化」!?】

人間は酸素なしでは生きられません。

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、体の隅々にまで送り込まれ、それぞれの場所でエネルギーを作り、体温を上げたり、筋肉を動かします。

このエネルギーを作る際に、副産物として生まれるのが「活性酸素」です。

活性酸素に変わるのは、酸素のうちのわずか数%ですが、これが体に大きな問題をもたらします。

活性酸素が増えるということは「酸化する」ということです。

「酸化する」=「老化する」と考えると、老化しない秘訣は、活性酸素をいかに減らすかという点にありそうです(^^)

【活性酸素が増えやすい生活】

まず酸化した食べ物がいけません。

油は酸化しやすい食品です。揚げ物やスナック菓子などは、揚げてから時間が経つことにより酸化が進んでいます。

また、お酒の飲みすぎも老けます。できるだけ適量を心がけましょう。

体の歪みを整えることも酸化を抑えることにつながると考えられます。

筋肉がガチガチに緊張しっぱなしで、肩こりや腰痛を常に抱えている状態で生活していると、関節も炎症を起こして、体はどんどん酸化していきます。

ボクに出来るのはこれですね(^^)

せっかく治療に通ってもらってるんだから、みなさまには元気で若くピチピチでいてもらいたいのです(^^)

体は抗酸化作用を持ち、活性酸素を抑え込んで、老化を防止してくれる仕組みがあります。

しかし、抗酸化酵素を作り出す力のピークは20代。そこからジワジワと低下していき、40歳を過ぎた頃から、急激に減少していきます。

40代以降は、意識的に抗酸化力を補っていくことも必要になってきます。若さを保ちたい、老けたくないと思うなら、食事をはじめとする抗酸化力アップに努めていきましょう!

ではまた次回( `ー´)ノ