食べ過ぎているわけでもなく、甘いものも控えめにしているのに、なぜか太ってしまうという人はいませんか?
さらに、たまにやってくる食欲の無限タイム。
せっかくの日々の節制が一瞬で無に帰してしまいます。
なぜそんなことになるのかという質問をたくさんいただきましたので、今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。
食欲を増やしてしまう食べ物
普段食べているものの中で、食欲を増やしてしまうものがいくつか見つかっています。
例えば、いわゆる高脂肪食は食欲が暴走しやすくなります。
人間の脳は満腹感を調節して食欲を制限していますが、脂肪分の多い食事をすることによって満腹中枢が狂ってしまい食欲が暴走してしまうことがあると言われています。
ですが、油っぽいものが太りやすいというのはよく知られていますので、太りたくない人であれば気を付けていると思います。
危険なのは、気が付かないうちに太りやすくなってしまう食べ物です。
そんな食欲を暴走させてしまう可能性のあるものとは・・・
「塩分」です!
塩分はカロリーゼロです。
塩分が多いもので、炭水化物が多いとか脂肪分が多いということで太るのは分かりますが、塩分単独でも食べ過ぎの原因になってしまうのでしょうか?
オーストラリアのディーキン大学の研究で、塩分が食欲に与える影響を調べた研究があります。
研究の結果、なんと、塩分が多い食事をとると、食欲の暴走が起きてカロリーの総摂取量が平均で11%も増えていました。
みなさんも、なんとなく塩気が足りないということがあると思います。
そして、塩なら足しても大丈夫だろうと味付けを濃くしてみたりしていませんか?
塩分自体はカロリーゼロですが、塩分を増やした結果、他のものを食べたくなり摂取カロリーが増えるということになっていたのです(‘Д’)
食欲11%増加は大きいですよ!
我慢しているのに体重が落ちなかったり、たまに食欲無限タイムが来てしまうのは塩分にも一因があったのかもしれません。
研究の詳細は割愛しますので、知りたい方は調べてみてくださいね(‘ω’)ノ
ではまた次回( `ー´)ノ