今回は、人間の集中力がある年齢を過ぎると落ちていく傾向があるという説について紹介させてもらいます。
皆さんは何歳ぐらいから人間の集中力は落ちていくと思いますか?
実は、集中力は20歳を過ぎたらどんどん下がっていくということが分かっています。
これだけを聞くと、自分はもう40歳だから、50歳だからもうダメなのかと考える人もいると思いますが、今回は、逆に集中力を維持する方法はあるのか、どうすればいいのかということまで紹介したいと思います。
集中力と抑制力
目の前のことに集中する能力と余計なことを無視する能力は別の能力で、何かに集中する能力のことを集中力と言いますが、余計なものに気を取られることなく無視する能力のことは“抑制力”と言います。
注意を向けて集中するということと、余計なものを無視して注意をそらさないようにする抑制の2つの能力が合わさり、僕たちが物事に集中する状態は作ることができているわけです。
ですので、20歳を過ぎても脳の抑制する力を鍛えることができれば、若い人と同じぐらいに集中力を保つことができるようになるのです。
集中力を鍛える方法
ポイント①:モノを減らす、片付ける
まず大切なのは部屋を片付け、モノを減らすことです。
身の回りが物で溢れ散らかっていると、気を取られるものも増えてしまいます。
歳をとればとるほど物を減らすべき、部屋の中は片付けておくべきだということが言われています。
ポイント②:運動と自然
2つ目のポイントは、運動をしたり自然の中で過ごすということです。
これらは人間の脳の神経を強化したり、脳をリフレッシュしてくれる効果がありますので、それにより注意力を高めることができます。
ポイント③:FPSゲームをする
3つ目のポイントは、なんと、ゲームです。
FPS ゲームとは、一人称視点で行うシューティングゲームのことです。
FPS ゲームを1日1時間程度プレイすると、脳の働きや認知機能が維持されて、注意力や記憶力のテストの成績も良くなったというデータが出ています。
というわけで、まず身の回りを片付けて余計なものを減らす。
適度に運動して、自然の中で過ごす時間も大切にしてください。
もし興味があればFPS ゲームもしてみましょう。
この3つが人間の注意力を保つために効果的な方法になります。
集中力だけでなく、脳の働きそのものを活性化する方法でもありますので、ぜひ試してみてください。
ではまた次回( `ー´)ノ