みなさんは「糖質オフ」「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」の違いがわかりますか?

食品の表示でよく見ますが、それぞれ全く違うものなのです。

が、意外と知られていないことなのでご紹介していこうと思います(^^)

「糖質」と「糖類」の違い

糖質」とは、炭水化物から食物繊維を除いたもので、糖類、多糖類、糖アルコールなどで構成されます。

「多糖類」は米や小麦粉、イモ類などに含まれるデンプンのこと。

「糖アルコール」は糖質甘味料に分類される天然にも存在する甘味料で、キシリトールやソルビトール、エリスリトールなどのことです。

糖類」とは、糖質のうち単糖類・二糖類の総称です。

「単糖類」は果物やハチミツなどに含まれるブドウ糖や果糖などのこと。

「二糖類」は砂糖や乳糖などです。

「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」の違い

「糖質ゼロ」の商品の場合、糖類(砂糖など)も多糖類(でんぷんなど)も糖アルコール(キシリトールなど)も含みません。

「糖類ゼロ」の商品の場合、砂糖やブドウ糖などは含みませんが、キシリトールなどの甘味料が使われていたりします。

この違いは大きいですよ(‘ω’)ノ

ちなみに「糖質オフ」に関しては、とくに表示するための基準はありません。販売者の責任において表示されています。

つまり、比較対象食品に比べて低減されていれば「糖質○%オフ」と表示ができるのです。

テキトーなやつですな(/ω\)

糖質を気にして商品を選ぶときに、これらの違いを知っていることは大切なことです。

食品の表示に関しては細かく法律で決められていますが、抜け道があるのも事実です。

せっかく食事から健康を目指していくのなら、そのへんを知って買う商品を選ぶと良いと思います(^^)

ではまた次回( `ー´)ノ