今回は笑いに関するお話です。
すこしディープなお話になるので、閲覧注意です。
つらい時こそ笑った方が良いとか、笑うことによって幸せな気分になるという話をよく聞きますが、はっきり言うとこれは嘘です。
嘘というか、根拠が証明されていないという感じです。
様々な研究により、人間は無理やり笑顔を作ったところで幸せな気持ちにはならないということが分かっています。
表情フィードバックという作用で、人間の表情は感情が生まれたことにより作られますが、その逆はないということです。
無理にでも笑顔を作ることで脳に刺激が行き、本当に楽しい気分になるのではないかという仮説もありますが、これははっきりと否定されています。
表情フィードバック仮説は間違っている?
1970年代から台頭してきた仮説ですが、悲しい時に無理にでも笑顔を作ることでポジティブな感情が生まれてくるという仮説は否定されています。
むしろ、ポジティブでいなければならない!と思うことにより、ネガティブな自分を否定し責めてしまうという傾向が確認されています。
笑顔でいなければいけないとなってしまうと逆効果なんですね( ゚Д゚)
笑いは重要ではないのか?
ユーモアや笑いの重要性については、確かによく笑う人の方が健康です。
お笑い番組を見て笑うことも笑いには違いないですが、健康に影響を与える笑いは微笑みの笑いだそうです。
ぐっすり寝ている子供を見守るお母さんの表情やペットの可愛い仕草に頬が緩んだり、そんな感じの微笑みです。
つまり、人間が求めているものは笑うという行為ではなく、笑い合うことができるような関係なのかもしれません。
つらい時、悲しい時に無理して笑顔を作る必要はなくて、自然体が一番良さそうです。
悲しい時は悲しめばいいんです。ただ、一人にならない方が良いです。信頼できる人、好きな人と一緒に居るようにしましょう。
そんな相手いねぇよ( ゚Д゚)
という人は、
とりあえずてっとり早いのは、YouTubeで猫の動画を見ることですね。猫は偉大です。
ではまた次回( `ー´)ノ